絵本『海の星（仮題）』展
〜制作プロジェクト[vol.1] 〜

　絵本作品としては5作品目となる『海の星（仮題）』を制作しています。絵本が完成してから発表したいところですが、画業の集大成となるよう時間をかけるので、仕上がった絵をその都度発表することにしました。

　この絵本制作プロジェクトの初披露として、本年5月に東京池袋のサンシャイン水族館で、初作となる『海の星〜満月の夜』を発表いたしました。本作は、満月の夜にサンゴが産卵する世界−−−命の営み、豊穣の世界を描きました。

　本展覧会は、この『海の星（仮題）』の、沖縄での初展覧会となります。多くの人が海に思いを寄せ、この先も海の豊かさが続くことを願って。

開催期間：2018年8月11日（土）〜2018年8月19日（日）
時間：11:00~17:00
休廊日：月曜日
【入場無料　Admission free】

　1974年沖縄県那覇市生まれ。1998年沖縄県立芸術大学デザイン専攻卒。
東京の広告代理店でグラフィックデザイナーとして6年間勤務し、29歳の頃に沖縄へ帰郷。
そこで改めて沖縄の「生命力の濃さ」に感動し、感じた世界をカタチにするため、手探りで絵を描き始める。
試行錯誤の末、紅型・螺鈿細工・影絵・浮世絵・縄文土器などからインスピレーションを受けた、独自の「琉球イラストレーション」を描くに至る。
2017年1月には、沖縄市にアートギャラリー「soranoe（ソラノエ）」を開廊。
自身の作品発表の場とともに、他アーティストにも開放し、沖縄アートシーンの活性化に向けても活動中。