[開催終了]Lacrie POP UP SHOP
『世界一不親切なレザーアイテム』
「不親切!?何を胸張って言っているんだ!!」とおしかりを受けるかもしれません。
しかし、事実私の創るウォレット、バッグは不親切です。
世間でよく目にする親切なウォレットとはカードを分けて収納出来たり、入れる場所が何か所もある。バッグなら内側に布を貼り、携帯電話入れが付き、ペン差しまであると言ったところでしょうか。親切というかそれが普通、むしろ当たり前のことかもしれませんが・・・。
これは以前私が工房で製作していた時の話です。毎日創るモノは山ほどある。とにかく創って、作って、つくって・・・。
しかし、その分修理の依頼で工房に帰ってくるのです。壊れる場所は決まっています。ステッチのほつれとファスナーの破れ、この2点です。
結局、職人が一所懸命魂込めて丁寧に創っても壊れるのです。職人がさわればさわるほど壊れる要素が増えるのです。
これはジレンマです。
なぜならば、私が10年かけて取り組んできた使い易さを求めた創り込みや、美しいラインのステッチワークは結局壊れる要素を増やす事になっていたのです。だから現時点での結論として「できるだけさわらない=シンプル」「できるだけ縫わない=丈夫」という図式が出来上がった訳です。
言いかえれば『世界一不親切だが、シンプルで丈夫なレザーアイテム』となりますね。もちろんデザイン性やワクワクする様な驚きの機能性にもぬかりはありません。例をあげれば2つのリベットのみで形成されたウォレット。飛び出すショートウォレット。縫製が一切ないバッグ。
全ては「シンプルで丈夫、ワクワクするモノ創り」というLa crie(ラクリエ)の理念に基づき創作されたモノ達です。
そして彼らが、あなたの生涯のパートナーとなり得る事が私の願いです。
Artist Profile
1997年 高校卒業後、家具職人を目指し専門学校へ。
2002年 関東の革工房で修行を始める。
2005年 工房内のPB(プライベートブランド)で、手縫いの商品を徹底的に創作する。
2010年 誰も知らない土地で挑戦したく、静岡県浜松市に移住、独立。
La crie(ラクリエ)を始動させる。
2011年 3.11の震災後、一時岡山に戻る。
2012年 長い間故郷を離れていたが、変化していたことと、改めて古い街並みに魅力を感じ、
3.1店舗兼工房 maison de La crie(メゾン ド ラクリエ)を構える。
2014年 イオンモール岡山、ハレマチ特区365内にてラクリエブースを構える。
2015年 maison de La crie閉店。
2016年 ファクトリーショップをより強固なものとする為、 勝山の隣り町 月田に移転。
2.13リニューアルオープン。
2017年 初の海外イベント(台湾)を大成功させる。
5.31大阪に直営店を構える。
2018年 初の東京でのPOP UP SHOPを大成功させる。
2019年 3.13近江八幡に直営店を構える。
9.8東京にシークレットサロンを構える。
10.13大阪店・近江八幡店閉店。
11.23ラクリエ大阪が路面店になりリニューアルオープン。
La crieはコチラから
https://site.lacrie.com
期間:2020.2.1(sat)-2.2(sun)
時間:2.1(sat)11:00-17:00 / 2.2(sun) 12:00-16:00
[入場無料・Admission Free]
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